川沿いを歩いていると、朗らかな桃色の花びらが凛と咲き乱れている桜を見かけました。思わず近くに歩み寄り、写真を撮ってしまいました。調べてみると桜開花前線、大阪では3月27日に迎えていたようですね。「一年間って短いなあ…」そう独り言をつぶやいてしまいました。
支部役員として歩んだ一年間。
事務担当濱辺美咲と歩んだ一年間。
たくさんの思い出が、走馬燈の様に浮かんできます。順風満帆には行かなかった。だからこそ、問題に立ち向かう力が身に着いたように思える。いろんな経験が出来たのも、日本中のいろんなろう学生に出会えたのも支部役員を経験してなかったらきっと実現していなかっただろう。
2018年11月、本会初の会員数50名を達成しました。これは今までの先輩方が目標にしていらっしゃった数字であり、達成できた時は喜色満面の表情を浮かべてしまいました。本会の三本柱である「独りぼっちのろう学生をなくそう」が着々と実現できていることを噛みしめていました。会員数が50名を達成できたのは、まぎれもなく会員みんなのおかげです。僕一人の力だけでは達成できませんでした。
みんな、ありがとう。
みんなで紡いだ一年間。本当に毎日が楽しかったです。みんなが企画にきて、楽しくしゃべって、遊んだり、時には真面目な勉強をしたり。何気ないひとときが僕にとっての宝物でした。
これからも近コンはそういう場所であってほしいなと思います。苦しいときも、楽しいときも分かち合える友をここで見つけてほしいなと僕は思います。支部役員として経験した8,760時間。会員として経験した26,280時間。大学生活の3/4を近コンで過ごせて僕は幸せ者です。
最高の青春の贈り物をどうもありがとう。
以上を持ちまして、会長からの最後の挨拶を終えたいと思います。ありがとうございました。
2019年3月31日(日)
近畿ろう学生懇談会 会長
松山 祐大
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