私は専門学校1年の時に近畿ろう学生懇談会に入りました。近畿ろう学生懇談会に入ると企画を立てる会議、チームの会議、総会などで話し合いがたくさんあることに驚きました。聞こえない人達がたくさん集まって話し合う場はいつも新鮮でした。自分の意見を言う姿は近畿ろう学生懇談会に入ったばかりの私から見るとみんながとてもキラキラしていました。私も先輩方のような自分の意見を率先して言えるようになりたいと思うようになりました。1年の時は何も分からず戸惑っていた私に先輩方がたくさん声を掛けてくれ、悩みを聞いてくれた事は1番の大きな存在になりました。
健常者の人と話がわかるように努力しても全てが分かるわけではありません。大勢の人が集まるとコミュニケーションのズレが何度かあります。私のためにどうしたら話がわかるのか、どうやって助けようかなど考えてくれる健常の友達といる時間も大切で楽しいです。
しかしながら、近畿ろう学生懇談会に入った人にしか経験出来ないこともあり、自分の成長につながる場所でもあります。そして私と同じように耳が聞こえない人達が集まり、同じ悩みを共有して仲間を増やし、夢や目標に向かっている姿で自分も頑張ろうという原動力になれる場所です。
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