同じ大学の先輩と後輩に誘われ、近畿ろう学生懇談会(略称:近コン)に入った大学3回生の春。それまでは、指文字と簡単な手話だけの健聴育ちでした。
近コンに入ったばかりの頃は、近コンメンバーの手話を読み取ることもままならず、会議などの場ではほとんど消極的でした。それでもメンバーと少しでも多く接し、手話を少しずつ覚えていくようになりました。
手話でコミュニケーションをとれるようになった今、近コンについて気付いたことがあります。
それは、「誰もがフラットな関係でいられる場所」です。
近コンがそういう場所だからこそ、素の自分でいることが出来ました。企画や交流を通して、卒業した後も付き合っていきたい友人を見つけることも出来ました。
近コンに入る目的は人それぞれだけれど、自分の行動によっては何かしら得られる場所なのだと思います。
最後に、短かったけれど、近コンに入って良かったと思えた2年間でした。ありがとう。
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